説明

【ざっくり説明】”育児休暇”とは

男性で”育児休暇”を取得しレアキャラとなり、珍しがられると共に、いろんな人と話す中でまだまだ育児休暇は浸透していないし、色々な誤解があるなあと感じた。

まあ、かく言う自分も、当事者になってなければもちろん調べもしないし、分からなかったはずで。

これから取得しようかと検討している方に、まずはこんな感じだよってのを少しでも簡単に伝えられたらと思う。

俗に言う”育児休暇”ってなんなん?

これについてまずハッキリさせたい。
恐らく以下の3つがごっちゃになっている人が多い。

①国の制度としての産前産後休業

取得できる性別:女性
取得できる期間:最大、産前6週間、産後8週間取得できる。
国からの給付金:もらえる。 ※出産一時金(42万円)とも異なるので注意。

要は、産前産後はマジ大変なので休んでね休暇。いやほんとこの期間は壮絶。

②国の制度としての育児休業

取得できる性別:男性・女性
取得できる期間:通常、子供が1歳になる前日までだが、条件が揃えば延長可能。
→延長については「パパママプラス」などをググってみて。
国からの給付金:もらえる。

特記事項:社会保険料は会社・被保険者の双方免除。でも住民税は払う。

③企業の制度としての「育児休暇」

取得できる性別:男性・女性 ※というかその会社に制度があれば
取得できる期間:上記①②とは関係なく、単に勤務する会社との合意。
→結果として①②と同じ期間になることが多いと思われるが、出産予定日と実際の出産日がずれるなど、様々なケースが考えられる。
→私の場合は出産が遅れたため、②開始の前に、会社に申請していた通り③が開始された。

特記事項:よほどの大企業じゃない限り会社からお金は出ない。

要は、大体の人が”育児休暇”としてお金もらえるのは、②。
混同しないようにしましょう。

育児休暇ってどのくらいもらえるの?

上記②について、もうちょい掘り下げる。

給付金の基準:過去6か月の額面(残業代とか込み)の平均
貰える金額 :最初6か月→基準で計算した額の67% ※上限下限あり。
7か月以降→基準で計算した額の50% ※上限下限あり。

社会保険料が免除されるので、6ヶ月までは貰えるのは実質80%くらい。

特記事項:副業についてはめっちゃ調べた方がいい。制限されるタイプの収入だと、あんまやると損する。

申請など

自分でハローワークで申請することもできるが、そもそも事業所に勤めていないと利用できない制度だし事業者が準備する書類がほとんどなので、所属する会社から手続きしてもらうのが吉

以上ざくっと説明でした。この知識をもとに、詳細を調べると理解が早いかも。
何か間違っていたらすみません。

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