赤ちゃんがネンネする時に、絵本などを読み聞かせる家庭は多いと思う。
その時、気合い入れて一回目から「寝かしてやる!」って意気込んでたら、強烈なしっぺ返しがくるよの話。
なぜ1回目は”捨てる”のか
いきなり結論からいってみよう。
読み聞かせは、1回目は寝せることを一旦忘れて、楽しく読むべし!
これ。
捨てるといっても、ネガティブじゃなくポジティブに”捨てる”。
もはや1回目は諦めるというよりも、寝る前のルーティンに組み込んで、こんな感じのテンションにもっていく。
K太と遊べる!高まるーーーー!いええええい!
・・・取り乱しました。
さて話を戻して。
なぜ楽しく読むのか。
興奮して寝れなくなるじゃん!
というご意見が今にも聞こえてきそうだが、高いのはテンションだけで、声の高さや声量はもちろん抑えめで(笑)
そして、以下のようなことが起こった方が、多少の興奮より何倍も時間がかかってしまうのだ。
・そもそも楽しくないと、赤ちゃんが絵本に興味を持ってくれない。
・寝せる気マンマンだと、寝ろ寝ろオーラを赤ちゃんが感じて、ガッツリ泣く。
・寝せる気マンマンだと、寝ろ寝ろオーラを赤ちゃんが感じて、ガッツリ泣く。
結果、他の絵本を試してはまた興味がない、を繰り返すことになったり、ギャン泣きして全然落ち着かない、といった、寝かしつけ時間を増大させることになっちゃう。
ほんと不思議なもので、「寝ろ寝ろ」や「イライラ」といった、ネガティブオーラを赤ちゃんてのは敏感に感じ取るみたい。
てことで、1回目はこんな感じがいいのではと思う。
・テンションは高く、声量とキーは低く。
・抑揚をつけて、役になり切る。
・絵本自体を、各ページの登場人物や状況に合わせて少し動かす。
・最後まで読んだら、「おしまい」などと言いながら絵本を閉じて、一回終わったことを伝える。
・抑揚をつけて、役になり切る。
・絵本自体を、各ページの登場人物や状況に合わせて少し動かす。
・最後まで読んだら、「おしまい」などと言いながら絵本を閉じて、一回終わったことを伝える。
これは、以下記事の、「イチャイチャタイム」にも通じるのでよかったら。
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また、読み聞かせも含めた夜のルーティンについてはこちら。参考になればこれ幸い。
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んじゃ2回目以降はどうするのか
ここで、もしかしたらもやもやしている人もいるかもしれない、そもそも疑問について勝手に答えてみる。
なぜ同じ絵本を読む前提なのか?
「繰り返し」が眠気を誘うから。(個人的な見解)
大人もそうだが、繰り返し呪文を唱えられると、眠くなる。
「にらめっこしましょ、笑うと負けよ」をひたすら繰り返して寝させたこともあったな(笑)
てことで、興味を持ってくれるなら、同じ絵本を何回も読み続ける。ターゲットが寝るまで。。
2回目以降の読み方
1回目で興味を引き付けた後、2回目以降は、徐々に徐々に赤ちゃんを眠りの世界に誘っていく。
以下のことに気を付けながら、読む。読む。読む。
・前回より30%遅く読む。2回目よりも3回目、3回目よりも・・・。
・前回より30%声量を減らす。
・隙あらば”お腹ポンポン”か”背中さすり”。
・前回より30%声量を減らす。
・隙あらば”お腹ポンポン”か”背中さすり”。
これやると、大人も眠くなってくるが、眠いくらいの声で読み聞かせるのが効果的。
眠ければ眠いほど、寝かしつけに効果的。酔拳的な(笑)
そして、2回目以降もやっぱり焦りは禁物。
そのうち寝るっしょー。
くらいの余裕がある方が、寝る。これは確か。
うちのK太の場合、3回目くらいになると、布団をゴロゴロしながら、徐々に徐々に動かなくなってきて、寝息を立てることが多い。
騙されたと思ってやってみてー。
まとめ
焦らず気負わず、1回目を”捨てる”くらい気持ちに余裕持って臨めば、寝かしつけの読み聞かせは怖くない!
と、思う。
まあ今でも苦戦することもあるし少しはイライラすることもあるけど、ここで書いたこと・決めたことを思い出し、粛々と進めるだけ。
作業や心持ちが決まってれば心穏やか。
心穏やかだと、寝かしつけのが上手くいく好循環。
お試しあれ。